この実験について
ルーレットは赤に止まるでしょうか?すべての区画が赤なら確実に赤に止まり、赤い区画がまったくなければ赤に止まることはありません。その中間では、赤い区画が多いほど赤に止まりやすくなります。自分だけのルーレットを作り、それぞれの色を「ありえない」から「確実」までの線上に置いて、何度も回し、予想どおりの結果になるか確かめてみましょう。
学習目標
- 「ありえない」「可能性が低い」「五分五分」「可能性が高い」「確実」という言葉を使って、出来事を表現する
- 出来事を「ありえない」から「確実」までの可能性の線上に置く
- ある色の区画が多いほど、その色に止まりやすくなることを説明する
- 確率を、全区画のうち何区画かという数で表す。たとえば、4区画中1区画のように表す
- 数回回しただけでは意外な結果になることもありますが、何度も回すと予想に近い結果になることに気づく
使い方
- 1「赤がすべて」を選びましょう。赤は起こりやすさの線のどこに当てはまりますか?回して確かめましょう。
- 2「赤がない」を選びましょう。ルーレットが赤に止まることはありますか?
- 3「赤が半分」を選びましょう。赤に止まることを表す言葉は何ですか?10回回しましょう。ちょうど5回、赤に止まりましたか?
- 4今度は100回回しましょう。赤の棒は点線に近づいていますか?
- 5青が起こりやすいけれど、確実ではないルーレットを作りましょう。パートナーに確認してもらいましょう。
- 64色のどれも、ほかの色と同じ確率になるルーレットを作りましょう。それぞれ何区画必要ですか?
モデル
前提条件
- すべての区画が同じ大きさで、ルーレットは公平なので、どの場所にも同じ確率で止まります。
- 回転にはあらかじめ決められたランダムな順序が使われるため、「リセット」を押すとクラス全員に同じ結果が表示されます。
- 「同じ確率」は、ちょうど半分の場合にのみ使います。半分より少なければ「起こりにくい」、多ければ「起こりやすい」です。
授業で試してみましょう
- Q1赤の区画が3つ、青の区画が1つあるルーレットがあります。どちらの色に止まりやすいですか?理由を説明しましょう。
- Q2明日起こることが確実なことと、起こる可能性がまったくないことを一つずつ説明してください。
- Q3サムは赤が半分を占めるルーレットを4回回し、毎回赤が出ました。このルーレットは公平ではないのでしょうか?なぜこうなることがあるのでしょう?
- Q4黄色が出る可能性は低いけれど、まったくないわけではないルーレットを作るには、どうすればよいでしょう?
- Q5数回回しただけでは、ルーレットが公平かどうかを判断しにくいのはなぜですか?
よくある質問
10回回しても、予想どおりの結果にぴったりならないのはなぜですか?
回すたびに結果は偶然で決まるため、数回では結果に偏りが出やすくなります。100回や1000回回すと、各色が出る割合は通常、その色の出る確率に近づきますが、それでもぴったり一致することはめったにありません。
「同じくらいの確率」とはどういう意味ですか?
コインが表になる場合のように、あることが起こる確率と起こらない確率が同じということです。ルーレットでは、その色の区画が全体の半分を占めています。
これを授業でどのように活用できますか?
各回を回す前に児童に結果を予想させ、確率を表す言葉を使ってそれぞれのルーレットを説明させ、説明に合うルーレットを作らせましょう。紙と鉛筆、クリップを使ってルーレットを作る活動もよく合います。
